1.このプログラムについて
このプログラムはひらがな、カタカナおよびいくつかの漢字を表示できるテキストビューアです(もちろん、アルファベットや数字、記号も使えます)。改行文字やEOF文字の表示切り替えに対応し、スクロールバーも搭載しています。変換スクリプトにより、データファイルを作成することもできます("4.ファイルを作成する"を参照)。

2.インストール
"jtviewer.8xp"とデータファイルを電卓に転送してください。"jtmane.8xp"と"jtmanj.8xp"、"jtstudy.8xp"はデータファイルのサンプルです。データファイルは必ずRAMに置いてください。
3.使用法
"JTVIEWER"をIonまたはIon互換OSで実行してください。[ Y= ]を押し、データファイルを選択します(データがRAMに無い場合、ファイル選択画面は表示されません)。
3.1.キー操作

- メイン画面:
- [Mode] - プログラムの終了
- [ Up ] - 上にスクロール
- [Down] - 下にスクロール
- [Clear] - ファイルの先頭へ
- [ ^ ] - ファイルの末尾へ
- [ Y= ] - ファイルから読み込む
- [WINDOW] - 改行とEOFの表示切り替え
- [ZOOM] - 改行とEOFの表示切り替え
- [TRACE] - 1ページ上へ(Page Up)
- [GRAPH] - 1ページ下へ(Page Down)

- ファイル選択画面:
- [Mode] - キャンセル
- [Right]/[Down] - 次のファイルへ
- [Left]/[ Up ] - 前のファイルへ
- [Enter]/[2nd] - ファイルを読み込む
4.ファイルを作成する
データファイルは以下の手順に従って作成します。アセンブルについてはこのページを参照してください。
- 変換スクリプトを開く
- 上のテキストボックスに変換するテキストを入力
- 変換ボタンを押す
- 下のテキストボックスの内容をコピーし、新規テキストファイルに貼り付ける
- “z80”の拡張子をつけ保存
- そのファイルをアセンブルする
5.既知のバグと仕様
5.1.既知のバグ
- EOFの直前が改行以外の文字の時、EOF以降も表示されてしまう(ただし変換スクリプトではそのようなファイルは生成されない)
5.2.仕様
- 表示できるテキストは750行まで
- ファイル選択画面で一度に表示されるのは250個まで
- 行頭に濁点や半濁点が来ることがある
6.ヴァージョン情報
7.付録
7.1.文字リスト
文字コード0はEOF、13は改行文字です。"fontset.8xfont"をOmnicalc Font Editorで編集して"fontset.z80"として保存(File→Save As ASM→Left alignedを選ぶ)し、"jtviewer.z80"とともにアセンブルすることで任意のフォントに変更できます。
